T/A(トランスアクスル)、T/M(トランスミッション)、デファレンシャルギヤ、エンジンオイル等にオイルを注入する為の装置です。
<オイル注入装置>
- 2つの流量計を直列に配置することにより注入量に対して高い信頼性を備えています。この流量計の組み合わせはギヤ式(体積)とコリオリ式(重量)の組み合わせも可能です。
- 注入系統の末端であるノズル部にバルブを設けることにより高い精度での注入が可能です。
- 注入量の基準を重量とし、温度により注入量を補正している為、熱膨張をも考慮した注入が可能です。
- 圧力タンクによるエアー圧送方式の為、安定した注入と迅速な注入スピードの切替が可能です。
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必要な油種に応じて増設が用意な設計としています。
<対応設計>
- 真空、給液系統の有効断面積を広くし、屈曲を少なくすることにより流速を上げ、サイクルタイムの短縮につながります。
- コンソールをライン側に置くことができ、同期台車、同期レール、その他様々な仕様に対応できます。
- 経年的に保守が必要なバルブ等をボルトオンにすることにより、容易に交換ができます。
- 積極的なコンパクト化により設置場所の悩みを解決します。
- 複数の液種を同一工程で行う場合、1台の同期台車、もしくは1面の制御盤を共有することによりコストダウンを図ります。
- 集中給油室、もしくはドラム缶からのいずれの供給方式に対してもそれに合わせて設計し対応できます。
- 流量計で充填量を管理しトレーサビリティへの活用も可能です。
- キャスタで移動可能な手直し機も用意しています。